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メスキュード(感染性廃棄物処理)

メスキュード(感染性廃棄物の再生処理)

「メスキュード」なら全体管理も安心

針刺し事故の原因となる注射針のとりはずしは不要であり安全に
 廃棄できます。焼却処理では使用できない200ℓの金属製ドラム缶容
 器での処理が可能となりプラスチック容器、段ボール容器の削減とな
 り環境負荷を減らせます。
回収・運搬から電気炉による溶融処理まで一連の流れを責任もって
 管理実行。
電気炉での中間処理後は外部へ委託する残渣物が発生しないことから
 中間処理=最終処分となり排出者責任が軽減されマニフェスト管理も
 簡素化されます。
回収された医療廃棄物がどのように処分されるのか、
 現場視察にもお応えします。
感染性廃棄物処理に関する厳しい行政指導も完全にクリアできます。
全国で利用されているシステム
<メスキュード>の適正管理・適正処理システムは高く評価され、多くの医療機関で採用されています。

メスキュードシステム

電気炉は高圧電流を電極棒に通し、その先端と鉄屑の間で発生する超高温のアーク熱によって大量の鉄スクラップを短時間で溶解し「鋼」にリサイクルする生産設備です。廃棄物の専用処理設備ではありません。

共英製鋼株式会社の電気炉のアーク熱は約4000℃にも達すると言われ、通常約90トンのスクラップを60分前後で溶融状態にし、比重差を利用して溶解鋼(1650℃)及びスラグ(不純物)として別々に出鋼・抽出します。
この電気炉にスクラップを投入する際に各種廃棄物を同時に投入し、アーク熱による溶融処理を行っています。

廃棄物中の鉄分は溶解鋼に含まれてマテリアルリサイクルされ、可燃物(プラスチック他)はコークスの代替品としてサーマルリサイクルされます。また不燃物(ガラス・陶磁器・土砂)はスラグとして冷却後、破砕・加工し、路盤材の補助材として再利用されています。従って、焼却炉と異なり「焼却灰」や「燃え殻」の発生はなく、最終埋め立て処分を要しない処理方法です。

製鋼用電気炉を使った日本で初めての超高熱溶融処理

製鋼用電気炉は、鉄などを超高熱で短時間で溶融する優れた能力をもっています。
「メスキュード」は、この設備を医療廃棄物処理に利用した日本で初めてのシステムです。

[特許取得済み]
特許第2097190号:医療廃棄物の処理方法
特許第2544195号:医療廃棄物の処理方法
特許第2714743号:医療廃棄物の処理方法
特許第2863438号:医療廃棄物の処理方法
特許第1875465号:廃棄物の処理方法
特許第1885087号:廃棄物用金属容器を用いた廃棄物の回収方法
焼却温度
主燃焼室800℃以上
助燃焼室1100℃以上
(いずれも出口温度)
 
構造上すべてが高温域ではないといわれ、生菌の残存も危惧されます。「焼却灰」の埋め立て処理もしなければなりません。
溶融温度
約1650℃
約40~50分で、電気炉内は約1650℃の溶融状態に!
溶融された鉄とスラグは比重差を利用して別々に出鋼・抽出されます。

専用回収容器ごと電気炉へ、医療廃棄物をあとかたもなく溶融

人体に危害を及ぼす恐れのある注射針・検査機材・薬剤容器などは金属容器に密封したうえで管理、焼却や滅菌をして処理しなければなりません。「メスキュード」は、回収容器自体が密閉対応の金属製です。回収後は専用車から人の手に触れずに安全・確実に運び、そのまま電気炉へ投入できます。

お客様による危険な選別作業も不要

たとえば、使用後の注射器は針をはずすことなく、そのまま回収容器に投入するだけ。
薬剤容器・医療器材の選別作業も不要です。電気炉による超高温溶融だからできる簡便さを実現しました。

全国に広がるネットワーク 収集から処分までの一貫責任体制

「メスキュード」は収集・運搬・処分まで、医療廃棄物処理のすべての過程を一貫責任体制で行うシステムです。これによって、マニフェストを厳正に管理することができ、お客様に安心いただける責任ある対応を実現しています。

完全無害化

1650℃以上の超高温で、容器のまま瞬間溶融。

再資源化

くず鉄は鉄製品に
ガラスくずは路盤剤
プラスチックは脱酸素剤・還元剤に

埋め立て処分なし

焼却処理と違い残渣が出ません。
減容処理可能
高価なプラスチック容器を節約
株式会社アサヒ開発
〒246-0021
神奈川県横浜市瀬谷区二ツ橋町381-1
TEL.045-369-7751
FAX.045-363-7541
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